きょうが日曜日だったとは、、、

講習にはまりきっていると、曜日の感覚がない。

寝て、起きて「おっとやべぇ、遅れるぅ!!」と思いながら、急いで塾に着くと、案の定、複数の生徒がまっている。「ほいほい、おはよう」とか、誤魔化しながら、塾を開けて、「さぁ、始めるぞ!」って言って、あとはダーッと、プログラムにのっとって、野越え山越え、気が付けば夜。はい、じゃぁ、また、明日ガンバロウって言って、帰宅して寝て、、、、

いや、それは嘘。

家に帰れば、新聞を読む暇もあれば、TVを見る暇もある。さすがに昨夜は、「TOP GEAR」(BSフジ) を見る元気はなかったけれど、今夜 「トンイ」(NHK BS) は見るだろうし、明日は、「101回目のプロポーズ」(BS フジ)の再放送の最終回を見るにちがいない。

曜日の感覚をうしなっているわけではない。

ネットのおかげで、とりわけ、ツイッターのおかげで、世間様との断絶感は全くない。ツイッターを始める以前は、塾にこもって講習会をしていると、浮世離れした閉塞感を感じるときもあったけれど、次々TL上でやりとりされている「つぶやき」を見ていると、にぎやかな喫茶店で気の利いた会話がどんどん聞こえてくるような錯覚が生じる。
むろん、それは、ひとつの妄想に近いものなのだけれど、精神安定にはたいへん効いている。世間一般の常識から逸脱せずに、仕事をすすめられるような安心感がある。視野狭窄に陥らずにすむ。常に自分の立ち位置を確認できているように思う。主観にどっぷりはまりこんでしまっては、いい仕事はできない。

だからと言って、ツイッターを眺めていたらいい仕事ができる、というわけではない。しょせん道具は使い方で、役にも立てば、無駄も生む。それだけのものでしかない。ひとつ間違えば、ネット廃人の道だってあるのだ。

健やかに仕事にいそしむ毎日を送れますように。