昨日、「我らが誠之館は、、、」と

 書いたら、きょうは、誠之館の生徒(新高2)が進研模試のデータを持ってきた。
 何も言わなくても、もって来るときは、成績が良い、と相場がきまっているのだけれど、
数学の偏差値が70を超えていたのだから、僕に見せたくなろう、というもの。
 彼の個人的な成績とあわせて、僕の関心をひいたのは校内平均と全国平均の差。数・英で15点ぐらい誠之館の方が良い。レベルの高い学年だということがよくわかる。誠之館の指導システムがこの三年で一通り完成された証左といってよい。公立高校の復権、名門校の復活を錦の御旗にとりくんできた学校改革がよい成果を生んでいる。ただ、功罪半ばするところもあって手放しで喜んでいられないところもあるけれど、少なくとも、活気があるのはいいことだ、と僕は単純に思う。建設的な雰囲気のない学校なんて、強制収容所にほかならないのだから。