きょうも陽気につつまれて

 日がな一日のんびり、、、と過ごせたらよかったのだけれど、現実はどこまでも散文的で、なんだかんだと雑用を片付けて、授業を次々こなし、国立大学2次試験の英語長文の質問を説明していたら、10:42。「難しかった」とこぼす生徒に、あと一ヶ月することがあっていいじゃないか、とこたえて、今日はお開きになった。
 
 小6で、今年の広大附属福山中の志願者が少ないことや、辞退者や繰り上げ合格者の人数があれこれ話題にした。知ったところでどうなるものでもない数字も、直前の緊迫感を醸成するきっかけにはなった。子どもらは元気に健気にがんばっている。
 英語を始めた子らは、それぞれで、アルファベットがおぼつかない子もいれば、どんどん単語を覚えている子もいて、見ていて飽きない。ずっとこんな感じならよいのだけれど、いずれ本格的にはじまったら、そうもいかない。
 
 中1、やさしい図形の問題でとんでもない点数を取る子らがいて、明日再テストになった。慣れの問題だとは思うけれど、もうちょっとピリッとやって来ないと、この先苦労する。
 
 高校中級で、高2の子が今年のセンターの問題をやって苦戦した話をする。学校がかなり進学校っぽい態勢になってきているのだけれど、彼はエンジンがかからないらしい。自分自身にもどかしさを感じている気配は十分伝わってくる。ぬるい毎日を断ち切るきっかけを自ら求めているのだろうけれど、劇的な転換は難しく、ずるずると日常性にひきずられているようだ。「塾へ毎日来い」と誘った。「来月からは、、」という反応。もう少し様子をみようか。

 受験生に、恒例の因島八朔。ビタミンCで風邪の予防、というつもり。

 では、また明日。