ＬＥＣOBの岡崎君（早稲田・教育）が遊びに来てくれて、高2のクラスで、大学受験と大学生活の体験談を語ってくれた。夢を持つことの大切さ、東京の魅力、早稲田の素晴らしさに熱弁をふるってくれた。僕にも経験があるけれど、身近な先輩が語る言葉というのは、すとんと心の奥にすんなりはいってくることが多い。大人が口にすると、どうしようもなく説教にしか聞こえないことであっても、先輩の言葉だったらうなづける、というように。ＬＥＣの子らもなんだかそんな感じだった。
岡崎君は、今、体育会系のアメフト部（ビッグ・ベアーズ）に入部して、フルバックの練習にいそしんでいる。入学してわずか二ヶ月あまりで、見事な肉体改造に成功していた。ひきしまった精悍なスタイルは、惚れ惚れする。そして、一途にアメフトに打ち込む澄み切った精神性にも感嘆する。
どうか、そのカッコよさのまま、大学生活を走りぬき、あとに続くものたちに大いなる憧憬を抱かせてやってもらいたい。「受験勉強なんか恐くない、大学生活は無条件にすばらしい、だから、今、とことん勉強して、上を目指してほしい」という言葉をまた語ってください。
